人をバカにし続ける人はバカなのか
私は人をバカにし続けてきました。
物心ついたころから他人をバカにし続けていた気がします。
バカにすると言っても思うだけで口には出しません。
思うだけです。
まず物心着いてきた小学校低学年のとき
運動会の演目の学年全員で踊るソーラン節の練習を体育の時間にしていました。
先生が前に立って振り付けを教えていて、それを見ながら生徒が振り付けを真似して覚えます。
まあ見ながら真似して踊るだけなんでぶっちゃけ余裕です余裕。
なのに私の一つ前に立ってる子がちょっと間違えてて、
いや、ちょっと違うんだよな。下手だな。
って心の中でバカにしてました。
(今思うと自分も完璧だったか疑問だが。笑)
次は中学生のとき
クラスのほぼ全員が自分より頭悪いやつらだと思ってました。
公立の中学校だったので、ヤンキーみたいなやつがいっぱいいたので、そいつらを心の底からバカにしてました。だって言動がバカっぽいんだもん。すぐ騒ぐし。
なんかいじめとかもあったし。
このとき自分と同じような価値観を持った友達と出会い、その子と一緒にバカにしまくってました。
高校のときはあんまりバカにしてなかった。
なんかみんな自分より優秀に感じた。
大学生になってもあんまりバカにすることはなかった。
周りには自分より勉強できる人とか活動してる人がたくさんいた。
大学院生になったら自分をバカというかダメ人間だと思ってた。
中学生までは気づかなかったけど、
高校生くらいから自分って大したことないっていうのを知って、
大学院で打ちのめされて、
あんまり他人をバカにすることがなくなりました。
今でもなんかこの人頭わるそー…と思うことはちょいちょいありますが、
自分も少し大人になったのかなとも思います。
だからこそ、他人を見下すような態度を常にとっている大人をみると
世界の狭いかわいそうなお方って思うようになりました。
あ、結局バカにしてるな。
↑この記事5年前に書いてて今更アップしたんですが、今は社会には多種多様な人や生き方があることが分かったのと、自分の人生を生きるのに必死で他人をバカにするとかそういう概念がなくなりました。学生時代の自分って世界が狭いですね。